ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドとは?
価格の平均値(通常20期間の移動平均線)を中心に、上下にバンド(帯)を描いたもの。
上下のバンドの幅は、価格の**標準偏差(σ、シグマ)**を元に計算される。
価格の約95%は±2σの範囲に収まるという統計理論をベースにしている。
🔸 ボリンジャーバンドの基本構成
ライン | 内容 | 使い方 |
---|---|---|
中央線(ミドルバンド) | 通常20期間のSMA(単純移動平均線) | トレンドの中心線 |
+1σ / -1σ | 中央線から標準偏差1倍の上下線 | 軽い過熱感・警戒ゾーン |
+2σ / -2σ | 標準偏差2倍の上下線 | 逆張りゾーン(95%の確率) |
+3σ / -3σ | 標準偏差3倍の上下線 | 超過熱・超逆張りチャンスゾーン |
🔻 ボリンジャーバンド × 逆張りの基本戦略
✅ シンプル逆張り
- 価格が**+2σ以上**に飛び出したら売りを検討(買われすぎ)
- 価格が**-2σ以下**に落ちたら買いを検討(売られすぎ)
→ バンドの外に飛び出したら、「そろそろ戻るかも」と考える!
✅ ボリバン逆張りの注意点
- バンドウォークに注意!
→ 強いトレンド相場だと、価格が+2σや-2σに沿ったままズルズル進む現象。 → 無理な逆張りは危険、反転サインが出るまで待つこと! - ローソク足の形で判断
→ ヒゲが長いピンバーや、包み足が出たらエントリー根拠が強くなる。
✅ ボリバン逆張りエントリー例
- -2σに到達
- RSIも30以下(売られすぎ)
- 下ヒゲピンバー or 陽線包み足出現
- → ロングエントリー!
損切りは直近安値の少し下、利確はミドルバンド(中央線)付近が目安。
🔹 ボリンジャーバンドと移動平均線の組み合わせ
さっき話してた20EMA+50EMAとボリンジャーバンドを一緒に使うと、さらに精度アップできるよ。
- 20EMAが上向きだけど価格が-2σまで落ちた → 逆張りロング
- 50EMAが下向きだけど価格が+2σまで上がった → 逆張りショート
トレンド方向を意識しつつ、逆張りポイントを絞る感じ!
✅ まとめ:ボリンジャーバンドはこんな人に向いてる
損切りルールをきちんと守れる人(←ここ重要)
逆張り好きな人
レンジ相場が得意な人
統計的な根拠を重視したい人