ボリンジャーバンドと移動平均線の組み合わせを具体的にやってみる!
ボリンジャーバンドと移動平均線の組み合わせを具体的にやってみる!
ボリンジャーバンド(BB)と移動平均線(MA)を組み合わせると、相場の方向性(トレンド)と逆張りタイミングを同時に判断できるので、非常に実用的です。
ここでは、実際に使いやすい具体的な組み合わせ戦略を3パターン紹介します。
✅ セットアップ(基本設定)
インジケーター | 設定内容 |
---|---|
ボリンジャーバンド | 中央線=20SMA、±2σ |
移動平均線① | 20EMA(トレンド判断) |
移動平均線② | 50EMAまたは200SMA(大局観) |
📊 パターン①:トレンド方向に逆張りで乗る
🔸 ロジック
- EMAで「大局は上昇 or 下降」と判断
- 価格が一時的にBB±2σに達したとき「戻り(押し目)」として狙う
🔹 ロングエントリー例
- 20EMA > 50EMA(上昇トレンド)
- 価格が**-2σ付近まで下落**
- その後、陽線ピンバー or 包み足出現
- → ロング(利確:ミドルバンド or +1σ、損切:直近安値の下)
逆に下降トレンドなら +2σでショート狙い。
📊 パターン②:ミドルバンド+EMAで押し目買い(戻り売り)
🔸 ロジック
- ミドルバンド(20SMA)=押し目候補
- EMA(20EMAや50EMA)でもサポートされるなら強いエントリーポイント
🔹 ロングエントリー条件
- 20EMA上向き、価格が20EMAの上にある
- 価格が一時的にミドルバンドまで下落
- EMAでも支えられて反発(ローソク足確認)
- → ロング(ミドルバンドは反発ゾーンになる)
📊 パターン③:200SMAで環境認識+ボリバン逆張り
🔸 ロジック
- 200SMAで「買い目線 or 売り目線」を固定
- ボリンジャーバンド±2σで一時的な逆行を拾う
🔹 具体例
- 価格が200SMAより上 → 買い目線固定
- 急落で**-2σまでタッチ or ブレイク**
- RSIが30以下、ピンバー出現
- → ロング(ただし短期反発目的)
これは「逆張り」+「順張り方向の戻り」という安全な組み合わせ。
🎯 まとめ:各役割を意識しよう
指標 | 役割 |
---|---|
20EMA・50EMA | トレンドの方向・力強さの判断 |
ボリバン±2σ | 行きすぎ判断、逆張りポイント |
ボリバン中央線(20SMA) | 押し目・戻りの位置 |
200SMA | 大局の環境認識(買い or 売り優先) |
🔧 補助で使いたいインジケーター(組み合わせて精度UP)
水平線やチャネルライン:相場の節目判断
RSI or ストキャス:過熱感チェック
ローソク足パターン:反転サイン確認