20EMAと50EMAを逆張りで使う方法。
20EMAと50EMAを逆張りで使う方法。
20EMAと50EMAは基本「順張り」で使われますが、逆張りでも使うことが可能です。ただし逆張りはリスクも高いため、しっかりルールを決めて使うのがコツです。ここでは、逆張りでの活用方法を3パターン紹介します。
🔻 逆張りパターン①:乖離(かいり)からの戻り狙い
✅ ロジック
- 価格が20EMAや50EMAから大きく乖離したときは、「行きすぎ」と判断
- 移動平均線に向かって戻る反発を狙う
🔧 条件
- EMAと価格の距離が大きい(視覚的に「離れすぎ」と感じる)
- RSIが70以上(買われすぎ) or 30以下(売られすぎ)でエントリー根拠強化
- 反転のローソク足パターン(ピンバー、包み足など)が出たらエントリー
💡 ポイント
- トレンドが強すぎる場合は戻らずにそのまま進むので要注意
→ 出来ればレンジ or トレンドの終盤で狙うと◎
🔻 逆張りパターン②:EMAへのリターンムーブ
✅ ロジック
- ブレイク後、EMAに「戻してきたタイミング」で逆方向へ動く動きを狙う
- 価格がEMAで**跳ね返される(反発 or 抵抗)**のを確認してエントリー
🔧 条件
- 直前に20EMAまたは50EMAを「大きくブレイク」している
- EMAに戻ってきて反発(逆のヒゲ or 包み足など)
💡 ポイント
- 価格とEMAの関係を「壁」として見る
- 抜けたらそのままトレンド転換になることもあるので、損切りはきっちり設定!
🔻 逆張りパターン③:20EMAと50EMAのクロス直後の”ダマし”を逆手に
✅ ロジック
- ゴールデンクロス or デッドクロス直後に価格が逆方向に動くとき、ダマしの可能性あり
- 「一時的な騙し上げ・騙し下げ」に逆らってポジションを取る
🔧 条件
- クロス直後、価格が急激に伸びたが、そのあと失速
- 長めのヒゲや包み足が出現 → 反転サインとして使う
- RSIが過熱状態ならさらに根拠アップ
✅ 注意点(逆張りでは特に重要!)
- 損切りは絶対に設定する(逆張りはトレンドに逆らう行為)
- サインが複数そろったときだけエントリー
- 時間足は5分 or 15分 or 1時間足で状況を確認してから実行が◎
- ダマしを防ぐため、トレンドの初動では逆張りしない
🔧 補足:逆張り時のサポートツール
- RSI(買われすぎ・売られすぎの確認)
- ローソク足パターン(反転のヒントになる)
- 水平線・ゾーン(過去の意識される価格帯)
- ボリンジャーバンド(±2σからの反発狙いと組み合わせやすい)